机上の空論が横行する「今の時代」こそ、技術を磨け!!!

既に、色々な方々が書かれている事ですが、最近よくぶち当たる問題なので、自分の考えを書いておこうかな。っと


最初に、この文章で書く「机上の空論」とは何をさしているのかをハッキリさせておこうと思います。
ここで言う「机上の空論」とは、現場で(あまり)利用されていない技術の事を指します。
実際の開発で利用されていない技術は机上の空論に過ぎません。というスタンスです。


今の時代は、机上の空論が横行しやすい時代です。それは、昔の比では無いのです。
何故かって?それは、新しい技術が次々に生まれてくるからです。


今の時代は、アホみたいなスピードで新技術が生まれてます。
大手SIerでさえ、新技術をトレースするのが精一杯で、実際に熟知した技術はごく一部です。


しかし、新技術というのは、成熟されていない状態で発表されます。
成熟されていない技術は、煩雑で問題も頻発します。それらの問題は、多くの現場で利用される事により解消され、成熟していくのです。


そうして、現場が認める事により、デファクト・スタンダードとして定着する事になります。
しかし、新技術の全てが残るわけではありません。時間をかけて検討され淘汰されていきます。
本来、技術はこのようにして成熟されていく物なのです。


ところが、その新技術の先駆者となって、オピニオンリーダーになろうとする企業(特に大手SIer)が出てきます。
企業は、オピニオンリーダーになるために、まず、如何にその技術が先進的であり、将来性があるかを提示します。しかし、ほとんどの場合、提示される内容は、たんなるバズワードである事を知っておいて下さい。(言いすぎ?)


あたりまえですが、これから成熟する(まだ実績が無い:少ない)技術に何故将来性があるのかは、予想以外の何者でもないのです。


そして、この事による弊害は、以下のような問題も引き起こします。


バズワードにあおられて、現場の開発者に無理やり導入させる。これによりデスマに陥るケース。
・開発後(開発中)に、その技術が衰退していく。保守性の低下をまねき、コストアップになる。

今までにあった例を挙げると、(初期の)EJBJSF...等が良い例でしょう。
EJBを初期の記述したのは、現在の3になってから、今後どうなるかは分からないため


結局のところ、何が良いのかは、自分で判断するしかないのです。

判断するには知識が要ります。未来の事など誰にも分かりませんが、今ある現状に最も適した物を選択できる知識は絶対必要になります。そのためには、最低限の勉強は必要となるのです。



もちろん、技術が全てとは言いません。が、システム会社にいるのなら技術を上辺ではなく中身で語ろうよ。と言いたい…><


全力で”のたまわって"みた … ん(・・?