やっとDEKEました、使い易い簡単FW。まだ、β版ですが…第1回

使い易い根拠は、「ノン設定」ですよってことです。
そんなの当たり前ジャンって突っ込みを受けそうですが、ちょっとまってね(^^)

設定ファイルは必要ないし、その代わりとなる「アノテーション」の記述も不要(覚える必要無し)、(名前付け)規約は5つだけ!
おまけに"ビュー"は「HTML」、"コントローラー"は「完全POJO」です。
ってことは、開発者はJsp,Servletを利用しないからJava EEの知識が不要になっちゃいます。
      → まぁセッションの概念くらいは知っておいたほうがよいかも(^^;)

だとすると、記述するコード量が多くなるんでないのって?またまた突っ込まれそうだけど、やっぱりちょっとまってね(^^)
それがね、そーでも無いんですよ。意外と少なくてすむの…っていうか少ないのよ、これが…
でね、定型的な記述は、各ツール(plugin)がフォローしてくれるので、本当に開発者が画面周りで記述する事が少なくてすむのですね。

ビューがHTMLっていうのも売りの1つ。
モックHTML(サンプル画面)を開発に利用できるし、HTMLにはロジックを記述しないから画面の表示制御は全てコントロラー側でできるのですよ。仕様変更や機能追加する際にjavajspだって「あっちゃこっちゃ」見る必要がなくなるのですね(ほとんど)。



【簡単FWの構成】

■ HTML(UI)
  HTMLの知識に5つの専用タグを覚えればOK
  (JSPを利用するより圧倒的におぼえることが少ない…断言してしまうのです)

■ Viewクラス
  HTMLの属性:入出力項目を保持するクラス
  - StrutsのActionFormみたいなもの(validateは別)

■ 検証クラス(validate)
  HTMLの属性:入力項目の妥当性件をを行なうクラス

■ Controllerクラス(HTMLのボタン制御:画面遷移を行なうクラス)
  HTMLのボタンによる動作(画面遷移)を制御するクラス
  - StrutsのActionみたいなもの

■ 定数クラス(画面:HTMLで利用するプロパティーキー)
  HTMLに表示するラベル(表示項目)のプロパティーキーを定数として管理するクラス


【クラス間の対比】

■ Viewクラス(HTML) : Controllerクラス = n : 1 の関係で作成可能
   → Viewクラス   : 検証クラス = 1 : 1
   → Controllerクラス: 定数クラス = 1 : 1

■ 複数画面(HTML)を1コントロラーで管理可能


【FWを利用した場合の開発手順】

■ モックHTML(サンプル画面)作成

■ ユーザーレビュー

■ モックHTMLのプログラム化(FW専用タグの埋め込み)

■ 画面設計書(元ネタ)作成
   (バリデートの種類やボタン押下時の画面遷移先等を設定)

■ 基本・詳細設計書作成

■ 実装

■ UNIT(単体)テスト

結合テスト

 青字の作業をFW(plugin)がサポート!



【開発をサポートするツール】

■ HTMLエディター(サンプル画面の作成を補完します)
   - 「<」を入力し「CTRL+SPACE」キーで補完 

■ FW特殊タグ補完PLUGIN
   - サンプル画面(HTML)に専用タグを補完

■ 画面設計書(元ネタ)作成PLUGIN
   - サンプル画面(HTML)より、画面設計書を作成

JAVAソース自動生成PLUGIN
   - 画面設計書より、JAVAソース&プロパティーを作成

■ HOT deploy機能
   - ソース&プロパティー修正時のサーバーの再起動が不要


【HTMLの5つの専用タグ】

モックのダミー表示値
   プロパティー出力フィールド(例:ラベル出力フィールド等)

モックのダミー表示値
   出力フィールドの設定

表示を制御したい箇所 or
  表示を制御したい箇所
   HTMLの表示・非表示制御フラグ

子クラスとして定義したい箇所:1行単位
   HTMLで親子(ネスト)関係を表現する場合
   例:一覧照会画面の抽出条件(親Viewクラス)と
     結果表示 (子Viewクラス:1行=1子クラス)等

本番稼動時には表示しないサンプルHTML
   サンプル画面では表示し、実稼動時には無視する場合に利用します。

サンプルHTML
   実行時にインクルードするHTMLファイル名を指定すると、
   HTMLのインクルードを実現します。

詳細は、おいおいと説明していきます…(^^)