新ORM(EzDao)が出来たので、レスポンスの調査をしてみました。

自社にS2Daoを利用している人がいたので、比較の対象をJDBCS2Daoにしてみました。
EzDao利用方法については、まだ検討する箇所があると思いますが、参照系SQLのレスポンスの点においてS2Daoの1.65倍の結果がでました。

以下の条件下で、3種類の方法を比較しました。
【前提条件】

1.利用したマシンスペック
    Intel(R) Pentium(R) M
   1.196MHz
   1.49GB RAM

2.参照テーブル
    1テーブル(項目数60)

3.発行するSQLは全件取得
    SELECT * FROM テーブル名

4.取得件数
    180,000件をjava.util.Listに格納

5.利用したJavaのバージョン
    jdk1.5.0_16を利用

6.利用DB
    DB2 ver8.2


【取得結果 - 10回の平均】

1.JDBC
  利用メモリ : 490,852 kb
  処理時間  : 57,625 ms
2.EzDao
  利用メモリ : 500,121 kb
  処理時間  : 67,485 ms
3.S2Dao
  利用メモリ : 498,784 kb
  処理時間  : 111,672 ms

【比 較】
 利用したメモリは3種の方法とも、ほぼ同じといって良いと思います。
 しかし処理時間は大きく異なっています。
 3種の処理時間を比較してみると、以下の通りになります。

 JDBC : EzDao : S2Dao = 1.0 : 1.2 : 1.9

 う〜ん。。。なかなかの結果になりました(^^)。

 注:もしかしたら、S2Daoの使い方がおかしいのかなぁ … 少し不安。