EzServlet,EzJDBCの開発ツール


オレオレフレームワークである「EzServlet」と「EzJDBC」には、開発を支援するplugin「TryGen」が用意されています。今までも少し説明したことがある機能もありますが、今回からは機能別にもう少し詳しく説明していこうと思います。
まずは、「TryGen」のメニューを見てもらいましょう...TryGenはeclipseのpluginです。
以下の画像の「TRYGUN3」のボタンがpluginになります。

各ボタンの機能については以下を参照してください。

上記7種類の機能の他に「HTML」エディターが存在しますが、順次説明していきます。
下記の2から5が「EzServlet用プラグイン」となり、6と7が「EzJDBC用プラグイン」となります。


1.Trygunプロジェクト生成機能
  新Fwで必要な「設定」や「ファイル」をボタン1つでセッティングしてくれます。
  また、チームやプロジェクト毎にカスタマイズ可能ですので、専用のjarやcss等を追加しておくことにより新規開発
  &保守環境整備が楽になります。 


2.HTMLテンプレート生成機能
  EzServletでは、JSPではなくHTMLテンプレートを利用するため、サンプル画面等をそのまま開発で利用する
  ことが可能です。
  そのため開発効率はあがりますが、サンプル画面を作成する際にもサポートするツールがほしい。
  具体的にはHTMLにもJavaのような補完機能があれば、簡単にサンプルHTMLが作成することが出来るように
  なります。その補完機能をHTMLに埋め込んでくれる機能が、このpluginです。


3.HTMLカスタムタグ付加機能
  EzServletでは、JSPではなくHTMLテンプレートを利用しますが、システムでは動的に動きが変わる箇所があります。
  入力項目や表示項目、ボタンやリンクの表示・非表示など…HTMLではこの様な機能は実現できません。
  そのためHTMLに新Fw用のカスタムタグを埋め込む必要がありますが、開発者が埋め込むのは面倒です。
  そんな時に利用するpluginが、この機能です。
  ボタン1つで、プロパティー値埋め込みタグや出力項目タグを自動で埋め込んでくれます。


4.セッティングsheet生成機能
  カスタムタグ設定後のHTMLより、画面設定xlsシートを作成するpluginです。
  作成後の画面設定xlsシートにvalidationの設定や画面繊維先を記述すると5の「JAVAソース生成機能」に
  生かされます。


5.JAVAソース生成機能
  上記4で作成された画面設定xlsを元にMVCモデルのFrom.javaソースとAction.javaソースとpropertiesを
  自動生成します。説明の便宜上FromやActionと書いてますが、Strutsは利用していません。 


6.テーブルリソース生成機能
  テーブル定義書を元に以下のリソースを作成します。
  ・テーブル定義書の履歴
  ・データの自動Export
  ・DDL(Export,Drop,Create,Import)
  ・Javaソース(テーブルに対応するEntity,テーブル情報クラス)
  また、設定次第でDDLの内容を自動でRDBMSに発行してくれます。


7.SQL,ストアド実行機能
  RDBMSに対して各種SQLとコマンドおよびストアドの操作をeclipseから行うことが可能です。


大雑把な説明はこんな感じです。順次詳細な説明を行っていきまーす...(^^)v