2.HTMLテンプレート生成plugin


こんにちは、今回はEzServletのpluginの1つでものある「HTML生成」pluginについて説明したいと思います。EzServletでは、JSPではなくHTMLテンプレートを利用するため、サンプル画面等をそのまま開発で利用することが可能です。そのため開発効率はあがりますが、サンプル画面を作成する際にもサポートするツールがほしい。
具体的にはHTMLにもJavaのような補完機能があれば、簡単にサンプルHTMLが作成することが出来るようになります。その補完機能をHTMLに埋め込んでくれる機能が、このpluginと後述するHTMLエディターです。

利用方法は簡単です。

1.まずHTMLを作成するパッケージを選択します。

2.すかさず「R」ボタンを押下します。

3.HTMLファイル作成パネルが表示されますので、HTML名を入力し「OK」ボタンを押下します。

4.選択したパッケージに「Sample.html」が作成されます。

簡単ですね(^^)
でも、ただHTMLを作成するだけならばパッケージで右クリックし新規ファイルで作成すれば良いのでは(・・?
その方がかんたんでしょ!と思われた方もいると思います。正しいです。
では何故こんな作業を行うのかというと、最初に書いた「HTMLにもJavaのような補完機能がほしい」に関係してきます。

では作成されたSample.htmlを開いてその秘密を見てみましょう。。。

なにやら変な文字列が1行存在しているだけですね。この設定行が上記pluginを利用する意味になります。
この行の内容をよく見てみると何かのPATHのようなものが書かれています。
このPATHは「HTMLのタグやフォーマットを補完するためのテンプレートファイル」がある先のpathになります。
今回利用したworkspaceは「C:/workspace」に存在します。
そして今回利用するプロジェクトは「test」プロジェクトになります。
その中の「plugin/html/template」フォルダーに「補完するためのテンプレートファイル」が存在します。
このファイルは、前回説明した「Trygunプロジェクト生成」を行うと自動で作成されます。
また、テンプレートファイルは開発者がカスタマイズすることも可能ですので、プロジェクトにあった設定に変更することにより、全開発者が同じフォーマットの画面を作成することが可能になります。

このpluginのもうひとつの機能として、CVSから他の開発者が作成したHTMLを編集する際に役立つ機能があります。
通常、全開発者が同じディレクトリにworkspaceを作成しているとは限りません。その場合、上記設定「<!-- HTMLTEMPLATE_PATH...>」が異なることになります。これをマニュアルで変更するのは面倒です。
そんな時に、HTMLファイルを選択した状態で「R」ボタンを押下すると以下のパネルが表示され「はい(Y)」ボタンを押下すると自分のworkspaceの設定にへんこうしてくれるのです。楽チンですね(^^)

あとは新Fwで用意されているHtmlエディタを利用すればJavaの補完の様に「Ctrl+space」でタグやフォーマットが補完できるようになります。

Htmlエディタの利用方法と補完機能については「HTMLエディタの補完機能 」を参照して下さい...m(__)m



【補足】
上記(HTMLエディタの補完機能)説明では、テンプレートの設定が大きいものになってますが、以下のように細かい設定も可能です
例えば以下の様に「INPUT系タグ」を設定しておくと、Htmlエディタ上で「<i」と入力し、「Ctrl+space」を押下すると以下の3つだけが表示され選択可能になります。


[テンプレート]
### INPUT系タグ
<input type="text" class="textbox" size="■" maxlength="■" value="">
<input type="textarea" class="textarea" size="■" maxlength="■" value="">
<input type="button" value="">
###